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体験談

「視野が狭い」自分との付き合い方

皆さんは「自分の視野が狭い」と感じたことはありますか?

私はこれまでの人生で何度もその気質にぶち当たっては、自分の視野の狭さや理解力の乏しさに悩まされてきました。

どう付き合っていくか、可能であればどう改善するか、現在進行形で向き合っているところではありますが、
あなたの生き方の一助になれば幸いです。

なお、私が悩んでいる気質は複数ありますが、便宜上それらをまとめて「視野が狭い」こととして記述することがあります。

この記事にまとめてあること

・私の持っている性質
・それがどのような影響を及ぼしているのか
・どのように付き合っていこうとしているのか

「視野が狭い」と感じる具体例

例えば、

●何度同じ注意を受けてもどうしても改善できない
●「そのお茶碗取って」ではどれか分からず、「青いお皿の下にしまってある白のお茶碗取って」まで言われてようやく分かる
●何か一つ、少し難しい事柄に取り組んだり探し物をしていたりすると、その一点しか見えなくなる
(探し物をしていると、3段ある棚の真ん中しか見えなくなり、一つ上にしまってあるのに全然気づかない)
●日によって思考処理能力が極端に変化する
(普段は年齢相応の社会人として判断ができるのに、日によって突然小学校低学年の子どもくらいの思考能力になる)
(通常は問題なく複数の状況を処理できるのに、下がった日はすぐパニックになり、ゲームでも仕事でも一つも満足に処理できない)

などです。

以前からいずれの性質も感じてはいたのですが、もうすぐ30代を迎えようというこの時期に顕著になってきました。
仕事で何度教わったか分からない些細なことも、メモを見ながらでないと間違えたり詳細が思い出せなかったり、
やっと覚えてスムーズにできるようになったことが、翌日にはいきなりほとんど吹き飛んで右も左も分からなくなったり。

職場や友人にも迷惑をかけてきましたし、そういった自分の性質が本当に受け入れがたかったです。
私は人と話すことが好きなので、それが誰かの力になるなら、という思いで前職にも現職にも接客業を選んだのですが、
混んでも急いでもいないのに、お客さんを前にあわあわしたり、何てことないメニューの説明でどもったりすることが頻発します。
処理能力が下がっている日に、備品を大量に床にばら撒いてしまい全部無駄にしたこともあります。

前職を退職した理由は大きく体調を壊したからで(経緯はプロフィールに詳しいです)、直接この性質は関係なかったとはいえ、
「自分は接客業には向いてないかもしれない」という考えが頭をよぎったのはこの経験がきっかけでした。
前職はスピードと質が高いレベルで求められたので、「次の仕事は見るべきお客さんの数が少ない場所にしてみよう」と応募したのが現職。
個人店で席数も十数くらいの飲食店なのですが、結果は前述の通り。

「ああ、私は接客業に(そうした意味で)向いてないんだ」と確信しました。

今はどうしてる?

狭すぎる視野に思い悩み、「知らないだけで何かしらの障害を抱えているかもしれない」と病院を探したこともありますが、
「これくらい大なり小なり誰にでもある」といえばその通りで、受診するのはいったん保留に。

折り合いがつかなくなった私がしたことは、両親と友人に相談したことでした。
結果、一呼吸おいて落ち着くこともでき、たくさんの収穫が得られたので、私の場合はその行動が正解だったように思います。
まず、両親から話を聞くことで、

・父にも似た性質があり、幼少期や帰省のたびに目にしていた父の性質と自分の現状がとてもよく一致している(遺伝の可能性)
・接客業で要求されることが合っていないかもしれないので、ぼちぼち違う仕事を探してみる
・仕事先や友人にもそうした性質を改めて説明して、可能な部分はフォローしてもらえるようにする

といった旨の知見が得られました。
実際、それに基づき、毎晩一緒にゲームをしている友人に話してみると、非常に深く納得してもらえました。
特に「そのお茶碗取って」ではどれか分からず、「青いお皿の下にしまってある白のお茶碗取って」まで言われてようやく分かる
という例え話がよく伝わったようで、「可能な限りは詳しくコミュニケーションするように気をつける」とフォローしてもらうことに。
その後、以前より細かく詳しくしてほしいことやしてはいけないことを説明してもらえるようになり、処理できずパニックになることは幾分和らいだように思います。

まとめ

これまで書いてきた性質のについては、両親も含め誰にも相談したことがありませんでした。
そのため、どう考えたらいいのか、どのように付き合っていくべきか何も指標がなく、路頭に迷ったのだと思います。
月並みなことかもしれませんが、人に相談することで見えてくるものはたくさんあるんだ、と感じた体験でした。

皆さんも、行き詰まったり煮詰まったりしたことがあったら、誰かに話してみるといいかもしれません。
思いもよらぬ収穫があったり、たとえ何か得られなかったとしても、気持ちの重みが楽になるものと思います。

自分の性質に悩んだとき

●自分を長く見てくれている人(両親、友人や知人、仕事先の同僚)に尋ねる
●その人たちから自分の性質がどう見えているのか訊いてみる
●それらを元に自分ができる改善点、周りにフォローしてもらえそうな点を考える
●(可能であれば)環境を変えることも視野に入れ、苦しい環境に身を置かない

ABOUT ME
りん
20代後半の元宿坊従業員。HSPです。 心身ともにリラックスしながら生きていける道を模索中。 様々なジャンルであなたの助けになる記事を目指していきます。

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