りんと申します。
埼玉生まれ、海外と関東と北海道で育ってきた20代後半のHSPです。
「街中で聞こえてくる大きな音がしんどい」
「知っている人がそばで怒られていると自分も胸が締め付けられる」
「そういった負の感情を丸一日、あるいは数日間引きずってしまう」
小さいときからそんなことを感じて生きてきました。
学校、家庭、職場。クラスメイト、友人、家族、同僚……
場所も選ばず、誰といても変わらず、そういうことはしょっちゅうでした。
こうした性質をHSPと呼ぶことを知ったのは大学生の頃だったと思います。
ある人から見れば「甘えてる」と映っても仕方がないのかもしれません。
自分でも「こんな性質、持ってても生きづらいだけ」と悩んだことは数知れません。
ただ、HSPでよかったなと思えたことも同じくらいありました。
「この曲、高校生の辛かったときによく聴いてた曲だ」
「あの人がこのとき言ってくれた言葉、嬉しかったな」
人生の折々で訪れたポジティブなことも、細やかに覚えていられるのです。
大きな出来事だけではなく、日常の中の小さな幸せも鮮烈に覚えています。
映画を観れば登場人物にどっぷりと没入しますし、
ゲームをプレイしている期間は、毎晩夢に見るほど影響を受けてきました。
そして、そうした感情は何の脈絡もなく突然流れ込んできます。
いつどこで誰と何をしていても、です。
10年前に言われて傷付いたことを家族と過ごしているときに思い出したり、
3年前に大泣きしながら読んだ漫画のワンシーンが移動中に頭をよぎったり。
「こんなときに限って」というときにマイナスの感情に支配されますし、
逆に思わぬタイミングで明るい思い出がやってきて私を助けてもくれます。
皆さんはそういう経験はありますか?
自分の性質に助けられて生きてこられたのか、あるいは苦しみながら付き合ってきたのか。
おそらくそのどちらもあるのではないでしょうか。
このブログでは、とにかく何でも書いてみるつもりでいます。
HSPのこと、私の半生、趣味、日常の小さな幸せ、ニュースを見て感じたこと。
何を書くか決めていることもありますが、全然決まっていないことも多いです。
一つだけ願っているのは「ここを訪れた人に何かを届けられますように」ということ。
拙い文章ですが、私の経験や考えていることが一つでも目の前のあなたに届くなら、
文章を書いている者として、それに勝る喜びはありません。
あなたにとって、このブログがそんな場所になりますように。