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備忘録・体験談

【周りの変化に敏感なあなたへ】物件探しをする人へHSPが絶対に伝えたいこと4つ

物件探しで大切なこと

ありがとうございます。りん(@HSP_Rin)です。
90年代生まれのHSS型HSPで、書くことで生きる道を作っていくべく執筆しています。

2025年が始まってはや2ヶ月、今は3月の頭です。
全国各地、新天地で新生活を迎える皆さんが多い季節でしょう。
初めての一人暮らしになる方も、きっと多いはずです。

今回は、人生で10回以上の引っ越しを経験してきたHSPの私が、物件探しをする上で絶対お伝えしておきたいことをまとめます。
(高校生以降で家族と暮らしていた時期に3回、一人暮らしを始めてから7回)

「調べて勉強してたつもりだったけど、もっとこうしてよけばおかった」

「こんなこと、誰も教えてくれなかった。全然知らなくて大損した」

筆者の物件探しは、そんなことだらけでした。
この記事に辿り着いて下さった皆さんには、そんな思いをしてほしくないのです。

また、冒頭にもお伝えしたように、筆者はHSS型HSPなので、音や環境への敏感さが非常に高いです。
音で悩んだことは数知れませんが、その分皆さんに説得力を持ってお伝えできるはずです。
「大げさだなあ」と感じる項目もあるかもしれませんが、頭の隅に留めていただいて損はないでしょう。

時期的にはもう物件が決まっている方の方が多いかと思いますが(早くに記事を出せずごめんなさい)、引越しは大きなエネルギーとお金がかかるもの。
何より、賃貸で住居を確保して暮らしていく人々にとって、物件探しは今後何度でも訪れるライフイベントです。

住環境というとても大切な選択で少しでも有意義な選択ができるように、目を通していただけたら幸いです。

一人暮らしを始める人に絶対伝えたいこと4つ

1.鉄筋コンでも薄い壁は多い。部屋の間取りにも要注意

防音を重視したい方は鉄筋造をお選びになるかと思うのですが、たとえ鉄筋造であっても、隣室との間にある壁が極端に薄い物件も多いのが実情です。
鉄筋造であっても、両隣のうち片方の壁だけ非常に薄い物件は珍しくありません。しかも、これでも書類上では鉄筋と言い張れてしまうのです。私はこれで大失敗しました。
初めて知ったとき、正直これは本当にひどいと思いましたが、こういう仕組みで成り立っている以上、物件を探す側が事前に知っておいて自衛するしかありません。

現在住んでいる物件もそうで、隣室のテレビの音や喧嘩する声、咳やくしゃみまで筒抜け。よりによって隣人は深夜にかけてうるさい人で、何度管理会社経由で注意してもらっても改善されず、諦めてストレスを受け入れることになっています。

「鉄筋だから入居したのに、両隣の壁が薄過ぎて静かに過ごせない!」

こんな悲惨な新生活を防ぐため、やはり内見した際は壁を叩いて音を確認しましょう。
これは音周りを気にされる方にとっては基本的なチェック項目ですが、高いお金を出して住む鉄筋のアパート・マンションでも安心できないのですから、やらない理由はありません。
内見に同伴してくれる不動産会社の方に一声かければ、もちろんやってOKな行動です。

扉をノックする要領で壁をコンコンと叩いてみると、その壁が薄い場合は音が響きます。
逆に、壁の厚さがしっかりしていればこもったような音が返ってきて、あまり響きません。
音の響き方や違いは結構分かりやすいので、試しに今のご自宅の壁を叩いてみると実感いただけるかなと思います(集合住宅の方は、隣のお部屋に配慮してくださいね)。

また、隣室との間にクローゼット等があると、それが音を吸収してくれるため、隣からの声や音は聞こえにくくなると思われます。
筆者が一つ前に住んでいた物件はまさにそうで、クローゼットが間に入っている側の部屋からはほとんど音がせず、反対に壁だけで繋がっている隣室からはよく声が聞こえていました。
隣室の間取りも不動産会社で相談すれば提示してもらえるはずなので、万全を期したい方にはおすすめです。

2.自分で内見できない部屋は極力避ける

遠方すぎて内見に行くのが難しい、入居予定日まで前の住人が住んでいるから内見できない等のやむを得ない理由を除き、入居までに一度は絶対に現地での内見を行うべきです。
あるいは入居までに現地での内見ができない物件の場合、よほど好条件でこれ以上ない物件でもないなら、他の物件を検討してもいいでしょう。
個人的経験での範囲ですが、オンライン内見は全くおすすめできません。

筆者は部屋に入れないまま入居した経験が2度ありますが、いずれも音周りの環境が最悪で、次の引越しまで致命的なストレスがかかることになりました。

遠方に住んでいたときにオンライン内見を利用したこともあるのですが、

●電波状況がひどく、送られてくる映像がガタガタ
●先方からの声も聞き取れず、こちらの質問も届かず、会話がままならない

こんな状況での内見でしたので、例えば「ベランダ周りを見せてください」と伝えようにも電波が悪くてこちらの声がなかなか届きません。
加えて、見せてもらったとしても映像は低画質で不鮮明。現地の様子を満足に把握することもできません。

しかも、会社側とこちら側の都合で後日のやり直しもできなかったため、全く現地の様子が伝わってこない内見に終わってしまったのでした。

もちろん、すべてのオンライン内見がダメだとは言いません。
例えば関西圏にいる方が北海道にある物件を見ようと思うと、安くない飛行機代や宿泊費もかかってくるため、易々とはいきません。こうした距離を気にせず室内を見られるのはオンラインの大きなメリットであり、明確な強みです。

しかし、オンライン内見で重要になる電波状況は、

  • その日の天候(悪天候の日は電波が悪くなります)
  • 不動産会社側の端末スペック(安価な端末だと鮮明な映像が撮りにくいです)
  • その端末が契約する通信会社の通信品質(格安SIM等の場合、混雑する時間帯は通信品質が下がるため、映像でのやり取りに支障が出ることも十分考えられます)

等、様々な要因に引っ張られてしまいます。
今挙げた要因はこちらではコントロールできないものばかりで、どうしようもありません。
やはり可能であれば、自分の五感をフルに使って隅々まで見られる、ご自身での内見を強く推奨します。

3.ごみ捨て場のマナー、掲示板の内容に目を通す

これが悪いところは本当に守られていないので、住人の質がよく現れるポイントです。
言い換えれば、こうした点を見ておくだけでもワーストな物件選びを回避しやすい、とも言えます。

収集日の決まりを気にせず出されたごみや、全く分別されていないごみがいつも出されているような物件は、慎重に検討された方がいいかと存じます。
住んでいる方たちにも様々な事情があるのだとは思われますが(夜勤で朝にごみ出しできなかったり、筆者のように朝が極めて苦手だったり)、ごみ出しのマナーが乱れている物件をあえて選ぶというのは、リスクを伴う行為ではあります。

掲示板の貼り紙でメジャーなものは「騒音問題」への注意喚起が多いですが、通販を利用する人が増えて問題になってきたのは、宅配ボックスの空きがない問題。
入った荷物をいつまでも引き取らない人はザラにいて、1ヶ月以上も宅配ボックスが機能せず(曜日・時間帯を問わずボックスが空かずいつも不在票が入る)、管理会社に依頼して注意喚起のビラを入れてもらっても全く改善されない、なんてことも普通に起こります。

「住んでる人の質は、家賃に比例するんでしょ?」

私もかつてはそう思っていました。

しかし、残念ながらそうとは限りません。

家賃が多少高くても、それは快適な住環境を担保してくれる材料にはなり得ないというのが私の結論です。
現在住んでいる物件も、宅配ボックスと鉄筋造による静かな環境を最重視した結果、周辺相場より1~1.5万円くらい高額なマンションを選ぶことになりました。
しかし、相場より高い家賃でありながら、時間帯を問わず大声で喧嘩したりゲームしたりするような隣人を連続で引く結果に。
筆者はそうそう何度も引っ越せる経済状況にないため、日々凄まじいストレスと戦うことになってしまいました。
(言い換えれば、よりよい住環境を目指して仕事を頑張ろうという反骨精神に火がついたので、そういう意味においては感謝しています)

隣室と上下の階にどんな人が住んでいるかはいわばガチャのようなもの。
徹底してチェックしたつもりでも上手くいかない、なんて人生よくあることですが、そうしたリスクを少しでも減らすべく、「ごみ捨て場のマナー」「掲示板の貼り紙」は内見の段階で必ず確認しておくと良いでしょう。

4.これらのリスクが減る、分譲マンションという選択もあり

予算に余裕がある場合に限られてしまいますが、物件探しの選択肢の一つとして「分譲マンションの賃貸を探す」というものがあります。

分譲賃貸マンションの特徴として、

●壁や床がしっかりしていて、厚く造られているものが多い

●住んでいる方の雰囲気やマナーが良い傾向がある(廊下や玄関ですれ違ったときの挨拶などが肯定されやすい雰囲気)

●上記二つの理由により、トラブルが起こりにくい

●そうしたメリットの代わりに、家賃は相場より高いことがほとんど

といったものが挙げられます。

筆者も身体を壊して退職する際、寮に住んでいたため賃貸を探す必要があったのですが、このときは分譲賃貸マンションを選びました。
身体的・精神的に相当参っていて自宅でほとんどの時間を過ごしていたこともあり、とにかく「静かに過ごせること」を第一に据えたためです。

当時はこの選択が功を奏し、昼夜を問わず大半の時間を自宅で過ごしていたにもかかわらず、騒音問題に悩まされることは全くありませんでした。
また、住人の方々も穏やかな人が多く、廊下やごみ捨て場ですれ違うたびにほとんどの方と挨拶を交わせるような雰囲気で、それまでの賃貸経験で最も安心して暮らすことができた2年間でした。

注意点として、先述の通り家賃相場が平均より高いため、まとまった収入や予算が必要なことが挙げられます。
また、分譲賃貸である=管理会社の質まで担保されている、というわけではないことに注意が必要です。
「よさそうな物件が分譲賃貸だったから、細かい部分は気にしなくても大丈夫」と考えてしまうと後々後悔する事態になりかねません。
本記事の内容だけでなく、様々な観点から物件をチェックすることが大切です。

終わりに:一冊本を読んでおくとよい

筆者はこれまで十数回の引っ越しを経験してきましたが、物件探しの世界は「知らないことで大きな損をしてしまう」割合が非常に大きいと強く感じました。
「鉄筋造でも安心はできない」「現地で自分の目で内見する重要性」など、一度経験しないと自分に引き寄せて考えることは難しい部分が多いのですが、そのとき

それに加えて大切な部分は、「入居にも退居にも大きな金額が必要になる」ということです。
私がそれを意識するきっかけになったのは、前項で挙げた分譲賃貸から退居する際の手続き。
「退居費用について調べておこう」というきっかけから、『お金の大学』という本に出合いました。


両学長はとても有名な方で、書籍や動画も既にたくさんの方が紹介されていますが、私もこの本や学長の動画にずいぶん助けてもらいました。

私以上に引っ越しや人生経験を積んできた両親も知らなかったような内容が満載で、目から鱗が落ちる部分ばかり。
おかげで、必要ない退居費用を万単位で払うところだった事態を回避でき、これを機に「お金についての知識を深めておこう」と家族で勉強するようになりました。

お金についての知識は、人生レベルで影響がある分野にもかかわらず、学校はおろか社会でも正しく教えてもらえる(学び取れる)とは限らない内容です。
新生活を始める学生の皆さんや、社会人としての生活が落ち着いてきて少し余裕が出てきた皆さんも、お金周りに関する書籍は一冊読んでおくことを強くおすすめします。
自身の経験と照らし合わせても、早いうちにお金の知識を身につけておくことは必要だったと断言できます。

本記事のテーマである物件探しも、大きなお金が動くライフイベントです。
物件そのものを探す上での注意点はもちろんですが、それらにかかってくる出費を最適化することも大切にして、より良い物件と巡り合っていきたいですね。

ABOUT ME
りん
90年代生まれの元宿坊従業員。HSPです。 心身ともにリラックスしながら生きていける道を模索中。 様々なジャンルであなたの助けになる記事を目指していきます。 よかったらXをフォローいただけると更新を見逃しませんし、私も嬉しいです!

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