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備忘録

ACPI Wake Alarmで勝手にスリープ解除される問題

こんにちは。りんです。

今年に入ってからPCを新調し、快適な環境で利用していたのですが、

「スリープモードにしても勝手に解除・すぐに復帰する」問題

がいきなり発生し、以後頻発する問題が発生。
スリープを解除するソフトも使っていない状況でこれにしつこく悩まされ、非常に不便に感じていました。

イベントビューアーを確認すると、ACPI Wake Alarmというドライバーが原因と判明。
ただ、今度はこれを無効化することに苦戦しました。

試行錯誤を重ねた結果、無事に解決したので、備忘録として残しておきます。

ACPI Wake Alarmでスリープ復帰させないようにするには?

結論:コマンドプロンプトが強かった

私のケースでは、以下のコマンドを入力し、再起動をかけることで解決しました。
こちらの方法を提案されていた方の記事をご紹介、ならびに引用させていただきます。

無効にしたい場合は管理者でscコマンドを使うのが楽かもしれません。
>sc config acpitime start=disabled
⇒再起動後、デバイスマネージャで確認するとドライバー読み込みが失敗して動作しない状態になります。

出典:思いついた覚え書き ACPI Wake Alarmを無効化する方法
http://omoituitaoboegaki.blog79.fc2.com/blog-entry-20.html

こちらの記事を見た後、筆者が行った手順も次の通りです。
1.コマンドプロンプト(PowerShellでも可能と思われます)を管理者権限で起動
2.以下のコマンドを入力

sc config acpitime start=disabled

3.PCを再起動

以後、ACPI Wake Alarm関連で勝手に起動することはぴたりと止みました。
デバイスマネージャーを確認してみても、写真の通りACPI ウェイク アラームのみ停止されていることが分かります。

デバイスマネージャー
(ACPI ウェイク アラームの横に「!」マークが付いている)

ACPI Wake Alarmのプロパティ

コマンドの内容は「ACPI Wake Alarm機能の開始を無効にする」といったところで、本当にACPIの項目だけしっかり無効になっていて感激しました。
これ以来、外出する際や就寝時など、安心してスリープモードを運用できるようになっています。

スリープから復帰する別の原因も分かった

powercfg -devicequery wake_armed

今回の試行錯誤の副次的な効果として、スリープ復帰ができるデバイスの一覧を出してくれるコマンド(powercfg -devicequery wake_armed)を走らせたことで、他にスリープを解除してしまう原因がないか突き止めることもできました。
デバイスの一覧
(こんな感じで一覧表示されます)

powercfg /devicedisablewake “デバイス名”

実際、私の場合は意図しないマウスの動きでスリープから復帰するケースが多かったので、特定のデバイスがスリープ復帰させないようにするコマンド(powercfg /devicedisablewake “デバイス名”)も用いました。

ちなみに、デバイスマネージャーの「マウスとそのほかのポインティングデバイス」から該当のマウスを探し出し、右クリックからプロパティ→「このデバイスで、コンピューターのスタンバイ状態を解除できるようにする」のチェックを外してもOKです。

マウスのプロパティ

コマンドプロンプトってすごい

同時に、「困ったときはコマンドプロンプトで何とかできないか考えてみる」という知見も得られたのは大きかったです。
パソコンに触れてきた期間は長いつもりでしたが、改めてできることの多さを実感しました。

末筆ながら解決法ときっかけをくださった前述のサイト様に改めて感謝申し上げると共に、今回筆者が用いた方法もまとめさせていただきました。

ABOUT ME
りん
20代後半の元宿坊従業員。HSPです。 心身ともにリラックスしながら生きていける道を模索中。 様々なジャンルであなたの助けになる記事を目指していきます。

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